2017-01-01から1年間の記事一覧

取材拒否の店の当然

「取材拒否の店」という言葉がある。私には取材拒否という対応は当然としか思えない。個人的体験。 予約したレストランに予約時間ジャストに到着したら、お店の人いわく、「テレビの取材が終わってないので30分後においでいただけますか」。 予約客よりテレ…

ホームドアの安心感

駅のホームで常に意識していること。 「列の先頭(後ろから押されたら絶対ホームから落ちる位置)に並ばない」、「できるだけホームの端は歩かない」。ホームから落ちるかもしれないし。誰かに突き落とされるかもしれないし。これ、被害妄想というわけではな…

電卓の黎明期とその完成

1967年発売のポータブル電子計算機 広告のコピーが挑発的だ。 「軽いからといって投げないでください」重量6.3㎏。そして価格26万円。いや、6.3㎏、軽くないし。そんな重いもの、投げないし。 大体、26万円なんて高いもの、投げない。ていうか、そうそう買え…

1966年、ソニービルが開館した日

2017年、長年、最先端企業ソニーのイメージを発信し続けてきたソニービルがいったん閉館し、解体される。ソニービルは1966年4月29日に開館した。この開館広告が興味深い。 お知らせすべきかどうかいくども迷いました。ソニーが、数寄屋橋の角に新しいショー…

東京とはどこのことか

もちろん、「東京都」の範囲はわかっている。でも、江戸川区在住の人が近所での会話で、「川向うに行くことを“今日は東京に行く”と言ったりする」というのを聞いて、「そうですよね」と膝をうった。江戸川区、板橋区、練馬区あたりは、割と畑が広がっていた…

千葉は東京をかたりがち

「西船橋で降りた私を、イチゴ畑が待っていました」Find my Tokyo.東京メトロによれば、西船橋は東京のようだ。「東京メトロが運行している地域は東京だ」と考えたのか、「西船橋は、ちょっと歩いて川を超えたら東京なんだから東京というくくりでいいではな…

糸魚川大火と火災保険

1976年の酒田の大火以来、実に40年ぶりの大火だった。地震や戦争がない限り、もう日本で大火の起こることはないと思っていた。だから目を疑った。2016年12月22日、糸魚川で大火発生。朝10時20分頃出火し、鎮火したのは翌日16時30分である。 大火は、割と逃げ…

配偶者による暴力の今

昭和の時代、夫婦間の暴力は、あまりにありふれたものだった。 社会的に公認されたものだった、と言っていいかもしれない。「妻を殴る権利が、夫である自分にはある」と本気で思っている男性は珍しくなかったし、妻が「殺されるかも」という恐怖を感じて、警…

泥棒さんのイメージギャップ

かなり前の話だが、「空き巣を捕まえる場面を偶然目撃した」という知り合いの驚きようがおもしろかった。「なんと、捕まった空き巣、スーツ着てたんだよ。全然イメージと違ったんだよ」確かに、泥棒さんと言えば反射的に思い浮かぶのはこんなイメージだ。【…

空き巣とひったくり最盛期は2002年

警視庁の「平成26、27年の犯罪情勢」を読むと、いろんな犯罪認知件数が激減していて驚く。 https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/h26-27hanzaizyousei.pdfふとみれば、空き巣の認知件数も激減している(P.110)。 空き巣について、「最近、増えている」とい…

アナログ放送が終了した日。そしてブラウン管テレビの消滅

2011年7月24日、アナログ放送が終了した。長い長い間、考えうる限りの様々な方法で終了の呼びかけが行われていた。その甲斐あって、2010年12月の時点で、デジタル対応テレビの世帯普及率は95%。*1 2011年初めには見渡す限り、どこもデジタル対応の薄型テレ…

津波16.7m

東日本大震災から6年が過ぎた。 今年、ヤフーのこの広告が絶賛された。 3月11日、この日が来るたび、私たちはあのときのことを振りかえる。 東日本大震災から、早くも6年が経った。 災害なんて、もう起きるな。毎年のように私たちはそう思うけど、災害はいつ…

さくら野百貨店仙台店、倒産

さくら野百貨店仙台店は、実はひそかに注目していたデパートだった。仙台駅といえば、まず、エスパル仙台が駅回りの動線を整え、美味しい店や使いやすい店がエキナカにそろえられていて、「駅周りだけでもかなり満足できる」環境になっている。そして、パル…

リュック・ジャケ監督「皇帝ペンギン」

リュック・ジャケ監督「皇帝ペンギン」皇帝ペンギン [DVD]出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ発売日: 2014/03/28メディア: DVDこの商品を含むブログ (3件) を見るいつまでも印象に残る、忘れ難い映画だ。「皇帝ペンギンの1年間に密着したドキュ…

日本映画の名作

日本映画といえば、正直、外れ率が高いイメージがある。しょぼい予算、稚拙な脚本、大根な役者。そんな作品が多いのは事実だ。あと、壮大なトンデモB級映画とか。それはそれでネタ的に楽しいけれども。でも、正統的名作もある。名作なんだけれども、ここが…

ヨーロッパ映画の傑作

最初のシーンのカメラワークだけで、傑作を確信した「天井桟敷の人々」、度肝を抜かれた傑作「アンダーグラウンド」、ヨーロッパ映画の傑作は数多い。個人的に「この映画、本当に傑作だ」と印象に残ったヨーロッパ映画リスト。 ◆マルセル・カルネ監督「天井…

アメリカ映画の傑作

史上、もっとも多くの傑作映画がつくられた国は、間違いなくアメリカだろう。 映画というジャンルができてから、もっとも富と才能が集まっていたのはアメリカなのだから、当然といえば当然。 「こ、これは」と思う傑作を観ると、「アメリカって、やっぱり凄い…

激減!交通事故死者数

交通事故の死亡者数が激減している。2017年1月4日「平成28年中の交通事故死者数について」 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=0000011685442009年から5000人を下回るようになり、毎年、「うおお!激減してる。すごい、すごい」と思っていたが…

2015年、驚きの日本の殺人数

2015年の日本の殺人による死者数があまりに少なくて驚く。警察庁「平成26,27年の犯罪情勢」によれば、殺人による死亡者数なんと1年で363人。 日本には1億2000万人以上も人が住んでいるにもかかわらず、たった363人。https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/h…

ロシアの家庭内暴力

ロシアがかなり暴力的な国だというのは知っている。最高権力者はプーチン氏だし。でも、である。 2017年1月26日「ロシアで「平手打ち法」成立か、家庭内暴力容認の流れに懸念」http://www.cnn.co.jp/world/35095610.htmlモスクワ(CNN) ロシア下院で25…