2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

父の死因

父は突然死であった。2000年秋。享年57歳。出張先で「頭が痛いから病院に行く」と同僚に告げ、たまたま出張先の近くにあった大学病院の待合で椅子に座ったまま絶命した。出張先は地方だったため、連絡を受けた家族が到着するまでは時間がかかった。 家族が到…

Kindle Fireの命みじかし

Kindle Fireが逝った。2013年4月7日購入、2014年9月27日臨終。 Kindle Fire HDタブレット(第2世代・2012年モデル)、32GB、395g、11時間以上連続使用可能、購入価格19,800円。 享年1年5か月。538日の短い命だった。臨終までの経緯を記録しておこう。 まず…

死亡診断書、誰が書くのが適切か

とある介護施設関係者から聞いた話を要約してみる。「介護施設において行われるのは介護。そこは治療の場ではなく生活の場であり、原則、医師の出番はない」まぁそうだろう。「しかし医師との連携は必須だ」それはそうだろう。介護と医療は隣接する、という…

医師法20条は改正すべき

1998年、祖父の死期が迫った頃、我が家は固く決意していた。「絶対自宅で死なせない。断固、病院で死んでもらう」なぜならば。近所に自宅で大往生を遂げた老人がいた。 歩く姿はよぼよぼだったものの、いわゆるピンピンコロリを実現したわけで、普通にめでた…