Kindle Fireの命みじかし

Kindle Fireが逝った。2013年4月7日購入、2014年9月27日臨終。
Kindle Fire HDタブレット(第2世代・2012年モデル)、32GB、395g、11時間以上連続使用可能、購入価格19,800円。
享年1年5か月。538日の短い命だった。

臨終までの経緯を記録しておこう。
まず充電表示が不正確になり充電状況が把握できなくなった。そして一晩充電しても半日もたなくなる。最終的には2時間くらいで電池切れするようになる。
充電しながらであれば使えるとはいえ持ち歩き出来ないタブレットはかなり使えない。

また、15分ともたず頻繁にシャットダウンするという致命的トラブルが発生する。再起動もままならず。とても使える状態ではなくなる。

Amazonのカスタマーセンターに連絡してみる。
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=hp_gt_firehdx?nodeId=201303400

「電源ボタンを20秒ほど長押ししてシャットダウンする」ことでシャットダウンの嵐からはいったんは回復したものの、充電の持ちの悪さは回復しない。

1か月ほど使用を続けたが、再度シャットダウンの嵐となったため臨終を宣告した。

使い倒したので充分安い買い物ではあったが、しかし1年ちょっとで臨終は早過ぎだ。疑問は2つ。

1.メーカーは耐用年数はどのくらいを想定してつくっているのだろう。
2.このタブレット、他のユーザーの方はどのくらいの年数使えているのだろう。不具合で使用中止したユーザーの平均使用年数(日数)はどのくらいだろう。

昔、ブラウン管テレビが電源を入れて20分くらいたたないと映像が映らなくなって「まったくソニーときたら」と愚痴ったものだが、20年近くつつがなく使用していて文句をいう方が間違いである。テレビなら10年超えれば寿命ということで充分納得だ。

タブレット端末はそれより短いだろうとは思うが、一般に納得できる寿命はどのくらいなのだろう。
メーカーの想定する期間とユーザーの期待する期間はそれぞれどのくらいなのか、そこに乖離はどのくらいあるのか、どこかが調査していたら是非みてみたい。

★★★

さて、ともかくとりあえず後継タブレットを購入せねば。

Kindle Fire HDX 7タブレット(2013年11月発売)、32GB、303g、通常使用で最大11時間、購入価格24,800円。

このタブレット、逝っててしまった前機種同様、リアカメラがないのが致命的に不便。

Kindle Fire HDX 7 32GB タブレット(第3世代)

Kindle Fire HDX 7 32GB タブレット(第3世代)

Kindle Fire HDX 8.9タブレット(第3世代・2013年11月発売)、32GB、374g、通常使用で最大12時間、購入価格47,180円。

Kindle Fire HDX 8.9 32GB タブレット(第3世代)

Kindle Fire HDX 8.9 32GB タブレット(第3世代)

こちらはリアカメラあり。そしてこの大きさなら雑誌もいけるかも。
でもこの値段で2年もたずにご臨終なんてことになったら泣ける。

しかも11月まで待てたら新機種が買えるという。

Fire HDX 8.9タブレット(第4世代) 32GB

Fire HDX 8.9タブレット(第4世代) 32GB

ううむ。散々迷ったすえに8.9購入。