2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」

国立西洋美術館で一番人気の美女である。1998年の購入なので、意外にも新顔である。 国立西洋美術館といえば松方コレクションを連想するが、近年購入された作品にも魅力的な作品がたくさんあるのだ。◆カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」1655年頃ほのかな光背、…

ユベール・ロベール

国立西洋美術館の常設展、金曜、土曜は夜間も開館している上、金曜17時以降の入場料は無料かつ写真も撮れる(2018年現在)。 にもかかわらず東京の美術館としてはとても空いてる。間違いなく東京でもっともお得な美術館だ。 国立西洋美術館で一番好きな絵は…

ふぐの肝

新年早々、なかなかインパクトのあるニュースが飛び込んできた。「スーパーでフグの肝入りパック販売」。え。フグの肝って猛毒じゃないの? フグの肝臓について フグの肝臓は有毒部位であり、種類を問わず、天然や養殖に関わらずその販売や提供は食品衛生法…

北海道の開拓小屋

北海道開拓の村で北海道の開拓小屋をみる。 開拓小屋開拓小屋は開墾小屋とも称し、移住者が最初に建てた住居である。 丸太を埋め立てて柱とし、桁、梁、垂木をわたし、笹、茅などで屋根や壁を葺き、出入口・窓にはむしろを下げた。屋内は一部が土間で、他は…