2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

糸魚川大火の復興計画

糸魚川大火の復興計画が2017年8月に策定された。 http://www.city.itoigawa.lg.jp/item/20859.htm糸魚川大火、酒田の大火以来、40年ぶりの大火である。その復興計画はいかなものか、非常に興味深い。まず、糸魚川大火の概要である。【発生日時】2016年12月22…

糸魚川大火、手厚い被災者対応

2016年12月、酒田の大火以来、40年ぶりの大火が糸魚川で発生した。【発生日時】2016年12月22日(木曜日)10時20分頃 【焼損棟数】147棟(全焼 120棟 半焼 5棟 部分焼 22棟) 【被災者状況】145世帯260人 55事業所ある日突然、自分の住まいや思い出の品々が…

糸魚川大火の来し方

かつて、火災は「糸魚川名物」だったらしい。 糸魚川町へ嫁にやると、きりタンスの角が丸くなってしまう、といわれた。火災が多くて、その度に移動させるからである。また、そら火事というと、まず糸魚川の空を見る。近郷・近在のクセとされた。火災多発が注…

糸魚川大火あとに残った建物

2016年12月22日、147棟を焼損した糸魚川大火。いまどき大火がおこるとは思っていなかったので本当に驚いた。2017年9月現在、跡地はどうなっているか現地をみてきた。以下、火災直後の写真と引用文は、「糸魚川市大規模火災を踏まえた 今後の消防のあり方に関…

糸魚川駅の皮算用

糸魚川市の昔の資料をパラパラみていて、思わず「ん?」と目をむいた。 平成26年(2014年)をめどに開通が見込まれている北陸新幹線糸魚川駅設置にともなう駅周辺地域の整備構想によると、新幹線開通時には1日当たりの糸魚川駅利用者は約6,000人が見込まれ……

大糸線、一筆書きの運賃覚書

大糸線は、日本で指折りの乗って楽しい路線だ。起伏にとんで美しい。 姫川、高瀬川にそって、急峻な山の中を走る大糸線。工事の苦難、推して知るべし。 さらに言えば、「今もよく保全して定期運行してるなぁ」と感動する。ことに白眉は、糸魚川から南小谷のJ…