2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

1990年以降の力士の死亡例をみる

2007年の時津風部屋暴行死事件で確実に言えるのは、遺族の強い意志と行動力がなければ「病死」として処理され発覚しなかっただろうということだ。さらに言えば、ことに昭和の時代であれば、遺体に酷い暴行跡をみても「仕方ない」と思うだけの家族もいたかも…

2007年時津風部屋少年暴行死事件にみる愛知県警の異常

2007年の時津風部屋少年暴行死事件をつらつら振り返ってみた。2007年6月26日、4月に時津風部屋に入ったばかりのたった17歳少年が、親方の指示の下に部屋で激しい暴行にさらされ死亡した事件だ。この事件の社会的インパクトは大きかった。 なにしろ、遺体に誰…

美術館チケット売り場行列の怪

大抵の場合、自分の行く美術展が空いているのか激込なのか、到着してみるまで分からない。私は激込みの美術展なんぞ慰謝料をもらっても勘弁なので、行列がみえたら速やかにその美術展は諦める。混んでいたらパスしたいので美術展の前売り券はあえて買わない。…

安藤忠雄の「光の教会」

新国立美術館の「安藤忠雄展」のなかでも目をひいたのは約7千万円の建設費をかけた「光の教会」の原寸大インスタレーションだ。差し込む光による十字架はとても印象的で美しい。非常に魅力的な教会建築である。光の教会の外観 しかしながら「光の教会」に関…