2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ブリューゲルのみた子ども

ブリューゲル展に行ってみた。 「農民のブリューゲル」と呼ばれたピーテル・ブリューゲル1世からはじまる一族なだけに、農民を描いた絵は多い。その中の1枚である。◆ピーテル・ブリューゲル2世「聖霊降臨祭の花嫁」1616年以降農村の祭りの絵だそうな。 少…

昭和の白いばらが散った

「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」 (石川啄木『一握の砂』1910年(明治43年)発行)正直、こういう切実な渇望は、2018年の今はないのではないかと思う。そもそも首都圏へ移住した者の子や孫ならば、東京とは異文化の「ふるさ…

石の上に置く家

北海道開拓の村で、明治期、大正期の住宅をみて思うこと。「耐震もなにもあったもんじゃないな」◆旧島歌郵便局(1902年(明治35年)築) http://www.kaitaku.or.jp/guide/tatemono/14.htm石の上にのってるだけ。しかも隙間があるので冬は相当寒そう。 もっぱ…

犯人は、海苔

2017年2月、立川の小学校で1098人もの患者を出す食中毒が発生した。 うち入院した人は9名。なかなかハードな食中毒だったようだ。 2月24日の東京都福祉局の発表によると、「患者は2月17日(金曜)午前1時00分から、おう吐、下痢、発熱等の症状を呈していた…