おいしい紅茶の覚書

時々、びっくりするくらいおいしい紅茶に行きあうことがある。
紅茶も蕎麦や日本茶のように「新茶が美味しい季節」があるらしい。
あの香りがぱあっと鼻腔に広がって抜けていく感じ。あれは多分、新茶ならではのものなのだろう。

そして「どこそこの茶園のが素晴らしい」というのがあるんだろうな、と思う。名園は名園。お茶はその年の気候とつくられ方で味は変わる。

しかし残念ながら、折角おいしい紅茶に行きあっても銘柄なんぞすぐに忘れるのでメモしておくことにする。


◆2017年10月「ネパール2ndフラッシュ ジュンチヤバリ茶園(ヒマラヤン・オレンジ)」

紅茶専門店のレポートが。

伝統的な製茶法で作られる端正なネパールティ。
1ロットの量が他のお茶に比べ非常に大きく、そのシーズンの出来がダイレクトに味わいに現れる、ある意味ジュンチヤバリ茶園を体現する紅茶です。
品種特有のオレンジを思わせる柔らかな柑橘の風味が余韻を楽しませてくれます。
夏摘みは秋に比べライトな飲み心地の為、やや物足りなく感じることが多いのですが、本ロットは中国種で作られる上質なダージリンが持つ”シュワっと”する味わいを持ち、軽やかながら飲み応え充実。
香りも上記した柑橘の風味だけでなく、芳醇なフラワリーな香りも感じさせる複雑な香気。
2ndのヒマラヤン・オレンジでここまでの香気成分を感じさせるロットはちょっと思い出せません。
他のお茶に比べると半額近い値段ですが、その味、香りは決して劣っていません。

http://isshin-niyo.sblo.jp/article/181010848.html

30g980円(税込)はとても安いらしい。