60年代名建築筆頭、パレスサイドビル

日本における1960年代の名建築といえば、パレスサイドビルにとどめをさす。



まず瞠目するのがエレベーターホールだ。


(写真出典:パレスサイドビルホームページ)


エレベーターホールがなんと円形。呼び出しボタンは、壁ではなくてホールに屹立している。
60年代特有の近未来感。かっこいい。かっこいいぞ。

廊下もかっこいい。


(写真出典:パレスサイドビルホームページ)

ついでに、住所までかっこいい。

気になる耐震だが、こんな感じで対策がとられている。

二つの棟と二つのコアがそれぞれ分離された構造で、大きな地震の際にはそれぞれ独立をした動きをして片方の棟、コアに影響しない耐震設計。
http://www.mai-b.co.jp/about/summary.html

1996年3月
全館の窓ガラス約1200枚にポリエステル・フィルムを貼る。95年1月の阪神大震災を踏まえた落下・飛散防止の地震対策

1996年4月
ビルの大規模リニューアル計画を決定。エレベーター全面改修、空調能力のアップをはじめOA対応と耐震強化などを図った。
http://www.mai-b.co.jp/about/history.html


末永く残って欲しい名建築だ。


パレスサイドビルについて
http://www.mai-b.co.jp/about/


パレスサイドビル
竣工:1966年
設計:日建設計
施工:大林組竹中工務店