コンビニのたばこ依存

コンビニと言えば、もう生活に欠かせないインフラだ。

現在では、たばこ販売の約3分の2はコンビニエンスストアが担っており、コンビニエンスストアにとっても、たばこは全体売上の約4分の1を占める商材となっている。
(出典:厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」2016年8月)

ショック。
売上に占めるたばこの割合は、2004年は14.5%だったのが、2015年にはなんと25%。


(図出典「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」P.18)

近頃、どこのコンビニもたばこを前面に出して宣伝しすぎで不適切。と思っていたが、とんだ依存症ぶり。
そういえば、ナチュラルローソンでもたばこを販売していて「なんで?」と思っていたが。

ナチュラルローソンとは
女性を中心に「美しく健康で快適な」ライフスタイルを身近でサポートするお店です。
http://natural.lawson.co.jp/concept/index.html

たばこ販売は、完全にコンセプトを逸脱してる。
簡単にブランドを毀損しないで欲しい。


2016年9月2日に公表された厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」を読めば、たばこ販売の拡大は社会的に不適切なことは明らかだ。

コンビニ各社は、たばこの売り上げ抜きで経営を成り立たせる戦略を考えないと。


【参考】
厚生労働省
「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」 本文(PDF:13,050KB)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000135585.pdf