カンボジアのババヘラアイス
秋田名物といえばババヘラアイス。
http://www2.babahera.net/index.php
このババヘラアイスが、近い将来、カンボジア名物にもなるかもしれない。
貧困層に働き口提供へ
カンボジアでババヘラ試作
「ババヘラアイス」の進藤冷菓(男鹿市角間崎)は、カンボジア・プノンペンの貧困住民の自立支援のため、ボランティアで現地でババヘラ製造・販売事業に協力している。(中略)
進藤社長は「現地で子どもらと交流したことで、生活を手助けしたい思いが強まった」と意欲を見せる。
(2011年12月18日「秋田新聞 さきがけ」)
支援先はプノンペン郊外のルッセイ村だそうだ。
村は約1500世帯、人口1万人。ごみ集積所で拾った空き缶や古紙などを換金して暮らす貧困住民の多い地域という。
JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)によると、同村では、夫が働かないことなどから妻が一家の働き手となる例が多いため、アイス工場は託児所を併設した「母親センター」として建設する予定。
(2011年12月18日「秋田新聞 さきがけ」)
ええと。
夫が働かないというのは「働き口があるのに働かない」ということなのだろうか。
まさか。
だとしたら、夫は1日何をして過ごしているのだろう。
ううむ、謎。
もし男女ともに働き口がないのであれば、別に「ババヘラアイス」および「ジジヘラアイス」でいいじゃないか。
この記事の書き方だと「この村の男はどうにもこうにも働かないので、もう切り捨てて考えて、とにかく女性に何らかの支援策を提供することにします」というようなニュアンスを感じてしまう。
最初から託児所まで建設予定だし。
貧困地域では洗濯機などもないはずで、家事にかかる時間や労力は先進国とは比較にならないほど重いはずである。
育児も家事を担っているのが女性で、その上、働きにも出ようということならば、随分と大変ではないだろうかと思ってしまう。
夫が働かない理由は何なのだろう。そして夫は今後も働かないままなのだろうか。
やはり謎だ。