JT、この不適切な株主

ドトールが好きだ。
なにせコーヒーが美味しい。食べ物も美味しい。なんとなく雰囲気が親しみやすい。

しかし、空気が美味しくない。タバコ臭くて全て台無しなのだ。

ドトールは、いわゆる不完全分煙の店が多い。あれはつらい。
また、2階が喫煙、1階が禁煙となっている場合も、空気は階段でつながっているので、かなり空気が悪く感じる場合がある。

ドトールで完全禁煙の店は実に少数だ。
ドトール全ブランド1355店舗のうち、完全禁煙店は204店舗に過ぎない。(2015年5月現在)
http://sasp.mapion.co.jp/b/doutor/attr/?t=attr_con&kencode=&kinen=1

なぜドトールは頑なに喫煙席を設けるのか。
小規模店舗でも、禁煙が推奨される商業施設で、他のテナントはすべて禁煙という場合でも、喫煙席を死守する様はむしろ不可解だ。


もしかしたら、と思う。

JT(日本たばこ)が大株主なことが影響しているのではないか。
JTは、2015年現在で、132万株、持ち株比率で2.74%のドトール株を保有している。
http://www.dnh.co.jp/html/ir05.html

JTが株主として、「圧力」をかけないとは思えない。

JTが飲食店の株主になるのは、非常に不適切ではあるまいか。

ドトールの他、JTが主要株主になっている企業はどこがあるのだろう。