Kindleブックリスト〜古典編〜

Kindleダウンロード作品数も1500冊を超えた。本棚替わりにブックリストをつくってみる。
随時更新予定。


夏目漱石「私の個人主義

名著。高校くらいで必読にしとくといいと思う。

寺田寅彦津波と人間」

中島敦山月記

何度読んでも完璧すぎて唸るしかない名著。

中島敦「弟子」

弟子

弟子

こんな魅力的な書は滅多にない。名著。

・新美南吉「おじいさんのランプ」

社会人こそ必読だと思う。そして座右の書にするといい。自戒も込めて。

・新美南吉「ごん狐」

ごん狐

ごん狐

立原道造「暁と夕の詩」詩人といえば立原道造。これほど美しい日本語の詩文を他に知らない。
収録作品:或る風に寄せて/やがて秋

立原道造「優しき歌」

収録作品:夢見たものは

梶井基次郎檸檬

檸檬

檸檬

・下村千秋「飢餓地帯を歩くー東北農村惨状報告書―」

吉川英治三国志

三国志演義」をもとにした大衆向けのエンタメ小説だ。とにかく面白い。昔、夢中になって読んだ。「劉備ってなんか胡散臭いよな。やっぱ曹操でしょ。曹操がかっこいいよね」と家族で意気投合した記憶がある。
三国志」なら私は陳舜臣の「秘本三国志」の方が説得力があってお奨め。

陳舜臣「秘本三国志

秘本三国志(一) (文春文庫)

秘本三国志(一) (文春文庫)

石原莞爾「最終戦争論・戦争史大観」いやはや怪作すぎて、読みながら何度ものけぞりそうになる。石原莞爾が主流派にならなかったのは納得。

伊丹万作「戦争責任者の問題」(1946年初出)

良文。戦争責任についてはこれに尽きる。

★★★
谷崎の「陰翳礼讃」なども首を長くして待ってるのだがなかなかKindle化されないな…。ついでに著作権切れも待っているのだが。

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2014年6月7日「Kindleブックリスト〜コミック編」