岐阜市鷺山1769の2

2019年2月4日「平成31年2月4日に鷺山南地区の住居表示を実施しました。」岐阜市
http://www.city.gifu.lg.jp/32572.htm

岐阜市鷺山1769番地2に約250世帯、1768番地5に約50世帯、合わせて約300世帯において同住所が存在していました。

さすがに驚く。

「郵便配達の人もしっかりしているので、間違えられることもない」(2008年2月19日朝日新聞)とか住民がコメントしているが、郵便局もクロネコヤマトも恐らく独自資料をつくって対応したり、本来なら必要ない多大な労力をかけていただろう。

あと、火災保険の保険会社における重複契約もチェックが難しくなる。というか同一住所に250世帯もあったらチェックは出来ないのではないか。

 

250世帯が同住所なんて論外にもほどがあると思うのだが、「住居表示が整備されてなくてちょっとしたカオス」という地域はそれなりにありそうだ。住民票に「通称住所」欄がある自治体もまだまだ存在するし。「通称ってなんだよ」と目にするたびに思う。

 

住居表示の整備状況にも自治体格差が確実にあるだろう。

自治体ごとの住居表示の整備状況のレポートがあったらかなり面白そうだと思う。誰か、どこか、調べて公表してくれないだろうか。

 

【参考】
2018年3月19日「同じ住所に250世帯… 岐阜市、70年経て2019年に解消」日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27667840T00C18A3000000/


2018年2月23日「同じ住所に250世帯 「岐阜市鷺山1769の2」 70年経て解消へ動き出すも「今更…」の声も」産経新聞
https://www.sankei.com/west/news/180223/wst1802230020-n1.html

 

2018年2月19日「「岐阜市鷺山1769の2」に250世帯 独自の住所も」朝日新聞